2月中ごろから10日間、スペインのサンティアゴとレオンという地方へ行ってまいりました。
スパニッシュ・マスティフのブリーダー巡りです。
久しぶりに行ったスペインですがこれで4度目です。
目的は今こちらに在舎している「ポルソス」の次の代を担う子を輸入することがメインでした。
写真上部のトラ毛のスパニッシュ・マスティフから誕生したウルフセーブルのスパニッシュ・マスティフが輸入する男の子です。
この時点でまだ生後5ヶ月でした。
名前は「フォズ」。
下方の2枚の大きなオスのスパニッシュ・マスティフが父犬で体重は92㎏あります。
フォズは今年の夏ごろに日本へやって来る予定です。
その輸入手続きについてスペインのかかりつけ獣医師と会って、書類の記入や日本の動物検疫制度についての確認を行ってきました。
3ショットの真ん中がブリーダー、左が獣医師です。この写真はスペインの動物病院で撮影しています。
ところで、スペイン原産のスパニッシュ・マスティフですがその中でもレオン地方が発祥地であるため、スペイン国内で最もスパニッシュ・マスティフのブリーダーがたくさんいます。
ですので、写真は掲載していませんが他にもとても良いブリーダーさんを訪問できました。
次の目的としてフォズのお嫁さんの輸入の話もしてきました。
まだ交配していないためいつ頃輸入できるのかは分かりませんが、来年の前半ごろには日本にいることを目標にしています。
今までのスパニッシュ・マスティフの毛色はクリーム色やサンド(砂)カラーが中心でしたが、今回は初めてのウルフセーブルです。クリームセーブルといった方が正確かもしれませんが、長年弊舎のサイトをご覧頂いてきた皆さんは少し驚かれたのではないでしょうか。
ご来舎頂いた際にはスパニッシュ・マスティフについてマニアックなお話から素朴な疑問まで何でもお答えします。