レオンベルガーの男の子リバークの交配

今年久しぶりにレオンベルガーの子犬を出産しましたが女の子の発情がいつもより良かった為、男の子のリバークがよりよく女の子に反応してくれた事が大きい原因の1つでした。

次のレオンベルガーの発情でもリバークがよく反応してくれる様に、私達ブリーダーが過去の交配を振り返り、試行錯誤しております。

例えば・・・・

1つ目は幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンという物があります。このオキシトシンを分泌させる為に少しでもリラックス出来る様に一工夫しております。

2つ目は、交配全てに当てはまりますが交配する時はいつもと違う心理状態になりますので緊張する男の子が時々います。緊張するのを防ぐ為に男の子に一番懐いているスタッフが交配する様にしております。

最後に、女の子は発情が来てから陰部からおりものが出てくる場合が稀にあります。もしおりものが出てきた時、素早く対処する為に発情が来たら必ず陰部を毎日確認しております。

実は、女の子のインディは既に発情が来ております。まだ交配は始まっていませんが、交配するタイミングを計るのもブリーダーの技術の1つです。交配は早くても遅くても妊娠しないものです。

超大型犬の交配が難しいところは小型犬の交配と違い、1人では無く複数人で交配を行います。超大型犬の身体がとても大きいので1人では支えられないからです。女の子を支える人と男の子を支える人と交配をする人が少なくとも必要となります。全員のチームワークと女の子と男の子の努力が実り、ようやく妊娠し出産します。

インディの交配でもリバークがよく反応し、出産する様に見守っていてください。