レオンベルガーの高木様(千葉県)からのお便りです!

正樹 様

ご無沙汰しております。お世話になります。

いつもSNS上ではお見かけしておりますので、なかなかメールを送るのが遅くなりましてすみません。

2月にハニーが11歳を迎えました。
私の中ではこの犬種は短命だと聞いていたので11年も一緒に居てくれて本当に感謝してます。
この11年の間にちょこちょこいろんなことで病院にかかることも多かったのですが、ハニーはその都度頑張って元気になってくれました。

彼女の頑張りには見習わないといけない事も沢山あり、ハニーがいるから私も頑張ってこられたと言っても過言ではありません。
本当にハニーに出会わせてくださった正樹さんにも感謝しております。

ハニーの近況ですが、膀胱炎だと思っていたのが実は膀胱癌でした。
それがわかってから余命らしき日数も言われました。
手術をしても塞いだところからまた増えるリスクがあるのでやめました。
ただ、癌が増えているにも関わらずできている場所がまだ膀胱を塞がないので、余命から大幅に過ぎていまに至っています!

最近はリンパの方にも転移しているとのことなので、なんとも言えないそうですが💦

毎日見ていても足腰はだんだん弱くはなってきて、起き上がるときにどっこいしょって言いながら起きます(笑)が、
まだお散歩に行くと楽しそうに歩き続けますし、仲のいいお友だちとも楽しそうにしてるし、穏やかに年を重ねています。

本当なら手術やお薬で治療をするのかもしれませんが、手術は無理でしたし、
お薬も他の臓器に影響を与えるのでのませないでいこう!とやめてみました。
でもそれがよかったのかな?
なんて思っていたりしますがハニーの癌治療をやめて良かったと思います!

どこかに旅行につれていったり、ドッグランとかで走り回ることはもう出来ないかなとは思ってますが、
1日でも長く一緒にいて、ハニーが穏やかに過ごせるようにこれからも我が家なりに可愛がっていきたいと思っています。
最近はコロナで自宅にいる事が増えた子供たちもお散歩に行ってくれたりしてます。いいのか悪いのか(笑)

なんだかしんみりしちゃいましたがハニーはまだまだ元気です!(笑)

正樹さんも益々の繁栄を願っています!

これからもどうぞよろしくお願い致します!

高木


髙木 様

井上正樹です。
お久しぶりです!
いつもご覧頂いていたのですね。
ありがとうございます。

レオンベルガーの寿命だけが特別なものではなく、僕の印象では10歳~12歳が一番よく聞きます。
バーニーズもそうですが短命だといわれることが多い割には10歳以上生きた子の話の方が多いです。

癌の積極的治療はお勧めしません。
もしこれから先、犬の癌治療が進歩すれば別ですが、今は専門医であっても癌治療は命を縮めることが多いという見方が多いです。
ごくわずかですが癌を克服する子の話を聞きますが癌の種類と場所や転移や体力などいろいろな条件にもよるようです。

ハニーのお写真をありがとうございます。
ビアンカと大名の子ですね。
兄弟では亡くなった子もいますが今も元気にしている子もいますよ。

お写真をありがとうございます!
元々個体数の少ないレオンベルガーですからお便りも多くありませんし、高齢となると更に写真が貴重です。
元気そうですね。
本人が寝たいときに寝かせて歩きたいときに歩かせることが一番です。
運動が身体によいと思わない方がよいでしょう。

伏せていて立つとき、座っていて立つときの踏ん張りが利きにくくなるので、
床が滑らない材質の方がよいですね。

あとは身軽にしてあげることです。痩せ気味と思うくらいがベストです。
ウェストのくびれを若い時以上にしっかりと作って、背骨やあばらがはっきりと触れるくらいの痩せ気味体型だと
私たち人間が感じてしまうくらいが実は老犬たちにとってはちょうどよいのです。

少しでも毎日を楽しく過ごしましょう。
犬たちも人間たちも無理せず免疫力アップに努めたいですね。

お便りを本当にありがとうございました!

Masaki Collection 井上正樹