今年があと1ヶ月で終わりますね。
大型犬スパニッシュ・マスティフとレオンベルガーの出産は来年に持ち越されることになりそうです。
もしも、そうなればこれほど子犬の出産頭数が少なかった年はなかったように思います。
写真のレオンベルガーは女の子です。
2歳半になります。
教育係りの「ライザ」というレオンベルガーの女の子が最後に出産した子のなかの1頭です。
発情出血がいつ来てもおかしくない時期に来てはいますが、ご覧のとおり被毛は少ないです。
少し寒くなってきましたが被毛は少ないままですからまだ発情は来ないでしょう。
良い発情(普通)のときは夏の発情であっても毛量が多くなって陰部が膨らんで出血が始まります。
仮に2月に発情がやって来たら4月に出産です。
妊娠期間は62日前後です。
ですから妊娠確認が難しいときは出産の2週間前ごろのこともあります。
それまでは妊娠しているかどうかさえ分からないですが、妊娠している前提で準備をしておきます。
人間の勝手な思惑で、12月の年の瀬に皆さんへ朗報を届けたいと思ってきましたが、そう思ったようにはいかないですね。
思った以上のこともあります。
まだ今年は終わっていませんから、引き続き温かい目で見守って頂けると幸いです。