レオンベルガーの原産国ドイツをご存知の方は多いでしょう。
海外旅行と仕事の出張先とでは違うでしょうが、仕事の取引先や業界の展示会などではスペインよりもドイツの方が多いと思います。
僕が感じたドイツなので、前回のように偏見を許していただいて感じたことを紹介させて頂きます。
ドイツ人だからといってステレオタイプではいけないですが、たまたまステレオタイプのドイツ人が最も印象に残っているので、僕の中ではドイツ人は世話好き(過干渉)で緻密で計算好きでルールが大好きで、知性と根性を感じました(笑)。
楽観的に行動するスペイン人とは違って、悲観的に行動するためルールがどんどんできてしまいます。
スペインなどの南欧のように放任ではなく、ドイツ人は管理主義です。
徹底して管理した結果、どれくらい成功に結びついたのか、それがステータスになっています。
そして損得抜きで一所懸命に親切心でいろいろと教えてくれます。
人間関係が悪化しても正義感を貫き通します。
理屈っぽくて、計算高くて、根気がよくて、諦めない。
日本人と気が合うといわれていますが、そうかもしれません。
(僕はそうでもなかったですが・・・)
レオンベルガーがこのすべてに当てはまるわけではないですが、知的で細やかな神経が働き、計算して根気よく「作られた犬」であり、ルールがあればとても素直に行動する点ではやはりドイツの犬らしいと思います。
レオンベルガーはマイペースではなく従順で、実は勇敢な子が多いです。その勇敢さに気付かないことが多いだけでレオンベルガーは飼い主を守る子が多いです。無闇に警戒するのではなく飼い主が警戒したときにだけ同調します。
でもレオンベルガーは他の犬にしつこく干渉しません(苦笑)。
どちらかというとあっさりしています。僕の出会ったドイツ人が特別だったのかもしれません。
目元はキリっとした涼しい眼か知的な目で、口元はしっかりと閉じており、バランスのよい端正な顔立ちと優しさと強さを兼ね備えた犬相はどこから見てもドイツです。ほんとに。
冗談っぽくなりましたが、ドイツを知ってからレオンベルガーを知ってもいいですし、逆でもいいですから一度レオンベルガーの魅力を感じて頂きたいです。目を閉じてレオンベルガーに触れていると異国情緒が味わえますよ。