2018年1月31日は皆既月食でしたね。
久しぶりの天体ショーを楽しまれた方々は多かったのではないでしょうか。
ちょうどその頃にレオンベルガーの出産がありました。
前回のWebサイト更新の正にその日でした。
満月と新月の前後3,4日に出産することが多いので、そういう時期に出産予定日が近いときは意識しています。
さて、出産の結果は。
合計13頭でした。
内訳は男の子6頭、女の子7頭です。
レオンベルガーとしては1腹(1回の出産)で二桁に乗ることは最近ではなかったです。
今年はやはり戌年ということもあるのかスタートから子宝に恵まれて喜ばしいです。
しかし、子数は多ければよいというものではありません。
母子ともに元気なことが大切です。
まず母犬ですが、妊娠中から食欲があって排便もよく体調はよかったですし、出産後も同じく良い状態をキープしています。
赤ちゃんたちは、13頭も誕生すると大抵はうまく育たないような小さすぎる子がいるものですが、今回はすべてが標準サイズで生まれてくれた上に、初乳をしっかりと飲んでくれて、成長ぶりは極めて順調です。予想以上の出産子数ですが順調で何よりです。
こうしてうまく子犬達が育っていることには、もちろん母犬や父犬の健康や子犬たちの生まれ持った健康に感謝ですが、もう1つ現実的な理由もあります。それは子数が多いため乳房が足りませんので、赤ちゃんを2班に分けて育てているという点です。
一気に13頭すべての赤ちゃんを母犬のそばに付けないで、半分だけを付けて半分は別室で飼育します。そして、確実に母乳を飲ませることが大切です。一気に赤ちゃんを育てさせると母犬の負担になる上、母犬の子育ての目こぼしの原因になります。
ですから、大変ではありますが24時間赤ちゃんを交代で母犬に付けて母乳を飲ませます。母犬に付けない子たちの下の世話は人間が行ないます。
生まれて10日目ですが体重は2倍になりました。
大型犬の成長率は著しいです。
只今、ご予約頂いた皆さんへ連絡しております。まだすべての皆さんへ連絡できておりません。
今回の子犬の迎え入れを延期される方々もいらっしゃいます。
現在男の子のご予約が多く、女の子のご予約が少ないため、女の子のご予約は今からでも可能です。
また子犬の成長についてご報告します。
つづく・・・